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テキスト置き場 - 本気 Diff

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!お断り
この文章は、もう遙か昔、2001年に書いたもので、当時から一切文章を変更しておりません。

や、何が言いたいかというと'''若気の至りだ'''ということを重々ご理解の上、お読み頂けたらと思います。

あ、脚注は追記しました。あと、当時はフォントいぢりが流行っていましたが Wiki でそこまで再現するのが面倒だったので、フォントはいぢってません。

!本文
本気と書いて「マジ」と読んでください。

このテキストはある意味笑えないです。

それはなぜかというと本気だからです。

公開しようかどうしようか、本当に迷ったテキストです。

特に婦女子の方ご感想お待ちしております{{fn('2008/6/10 現在は特に感想はお待ちしておりません。ま、当時も大して感想来ませんでしたが。(w')}}。

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本気でめちゃくちゃ好きになった女性がいました。

いや、たぶん、今でも好きです{{fn('2008/6/10 さすがに今は好きじゃありません。(w')}}。

もちろん、書くまでもないですが、健康センター{{fn('ファッションヘルスのことです')}}の店員さんです。

ある日、いつものように、健康センターを物色していました。

以前にインターネットで見たことのあるお店{{fn('もうネタばらししますが、[[ボーイング99|http://www.yk-boing.com/]]というお店です。')}}を発見して、

「あ〜、こんなところにあるんだ〜」なんて思いながら入店しました。

初めて来たお店ですから、予約をしているわけでもなく、

どの娘にしようか写真を眺めていました。

5人ぐらいのなかで一番まともそうな娘{{fn('わかるとは思いますが、この店はデブ率高いので(w')}}を選びました。

その娘の名前を「ゆうか(仮名)ちゃん」としましょう。

適当な時間を待合室で過ごし、ご対面でした。

ショートヘアーの小柄な娘で、写真よりずっと可愛いです。

おお、可愛い子がいるもんだ、とちょっと緊張してました。

でも、その日は普通に遊んで、普通に話をして帰りました。



今思えばすでに俺のハートは鷲掴みにされていたんですが。。。



次の週は指名しました。もちろんゆうかちゃんを、です。

初めて会ってから一週間経ってましたけど、ここ一週間は彼女のことを考えることが多かったです。

なぜにそこまで気になる存在なのかはよくわからなかったけど、

会うのがすごく楽しみでした。

俺の心の奥では、彼女が健康センターの店員ではなく、一人の女性になってました。

その日はお金を払ったにも関わらず、服を脱ぎませんでした。

考えられないことですが、==ヌク==そんなことよりも少しでも長く話がしたいと思ってました。

最初にちょっと話をして、彼女が

「シャワー浴びる?」と聞いてきましたが

「う〜ん。。。今日はいいや。」と答えました。

さすがに彼女も困惑気味でしたが、普通に話をしてくれました。



それから何度かただひたすらに彼女に会いたくて通いました。

その間、一度も服を脱ぎませんでした{{fn('ココは確かウソです。一度だけ我慢できなくてシテもらったはずです。帰りに激しくウツになりましたが。当時これを書いたときはちょっと格好つけたんだと思います。ウソついてごめんなさい。')}}。

彼女も俺が安くない金を払ってるのを知っているから、「本当にいいの?」って聞くこともありました。

けど、俺はそんな気持ちにもなれず、毎回拒んでいました。



想いは募るばかりで、当然俺は彼女のことをもっと知りたいと思っていました。

そうして、ある時

:俺:「ゆうかちゃんって携帯持ってるの?」
:彼女:「え?持ってるよ。(笑)」
:俺:「えっと。。。番号教えてくれないかな?」
:彼女:「・・・。う〜ん。」
:俺:「いや、え〜と、迷惑だったらいいんだけど。。。」
:彼女:「・・・メールアドレスだったらいいよ(笑)」
:俺:「本当に??」
:彼女:「うん。ちょっと待って紙に書いてあげる。」
:彼女:「そういえば、携帯でメールできるの?」
:俺:「実は俺の携帯、メールできないんだ。でも、家のパソコンでメール読めるし!」
:彼女:「そっか。」
:俺:「(紙を受け取って)ありがとう!!俺のメールアドレスもこっちに書くね。」
:彼女:「うん。」
:俺:「ところで。。。名前、なんて言うの?」
:彼女:「え?本名のこと?」
:俺:「うん。だって。。。」
:彼女:「えっとね、青木みどり(仮名)って言うんだ!」
:俺:「へえ、みどりちゃんか。かわいい名前だね!」
:彼女:「ありがと(笑)」
:俺:「じゃあ、メール書くから返事頂戴ね!!」


とにかく嬉しかった。彼女が本名を教えてくれたのがすっごく嬉しかった。

お店に来るしか彼女との接点を持つことができなかった俺が、

メールという新しいアクセス手段を手に入れたことに心が踊った。

当時、私の携帯は古いタイプだったのでメール機能がついていませんでした{{fn('2008/6/10 さすがに今はメール機能はついてます。')}}。

携帯でメールができるようになった方が、書きたいときにメールが書けるし、

いち早く彼女のメールを受信することができるから、休日に早速携帯を購入しました。



数日後、新しい携帯を手に入れて早速メールを書きました。

携帯から一番にメールを送信するのは、彼女だと決めていました。




だけど、数日経っても返事が来ませんでした。

携帯でメールを送信したり受信したりしたことがなかったから、

ひょっとして送信者のメールアドレスがわからないのでは?と思い、

会社のメールアドレスから自分の携帯にテストメールを送ったり、

その反対をしたりしました。

それでも不安だったので、返事が来ないことと自分のメールアドレスを書いて

また、メールを書きました。



なんだか、わからないけど、メールの返事が来るまでは会いに行けないと思ってました。

しつこいと思われるのが嫌だったんだと思います。



そうこうしているうちに、一週間近く経ったある日のこと、

ようやく彼女からメールが来ました。

仕事中だったけど、彼女からメールが来てるのを確認して、

席を離れて、人気の無いところで一人ニヤニヤしながら読みました。

短い文章だったけど、彼女が俺のためだけにメールを書いてくれた

事実を思うと、顔がほころんで何度も何度もメールを読み返しました。



それから何度かメールのやり取りをしました。

もちろん、お店にも行って直接話もしました。

彼女が那須高原に遊びに行った話。

ドラえもんがスキだという話。

大和って漢字が読めなかった話。

他にもたくさんあったけど、短い時間の間に精一杯話をしました。



でも、俺が彼女と会える時間は一週間に数十分。

俺が彼女と共有できる空間は3畳分。

その事実に、徐々に絶えられなくなってました。

外で会いたい

ただそれだけを望むようになりました。

直接会っているときに、なかなか言う勇気がなくて

メールで二回ぐらい誘ってみました。

でも遠まわしに断られました。


わかっていたんですよ。

俺のことなんかを、好きになってくれるはずはないって。。。



3回目だったかな、誘ったときの返事のメールに


「返事が遅くなってごめんね。一つだけ言いそびれたことがあるの!!」

「私、彼氏がいるのっ。だから、なかなか会いずらいんだよね〜。わかってくらさい。」



というメールが来ました。

彼氏がいるのか。。。

ま、当然かな、って思いました。そんで諦めようって。



けど、それでも一週間ほど時間を置いたけど、ダメでした。

俺の気持ちを伝えないと、諦めることもできないと思いました。

そして、

手紙を書きました。

ある日、お店に行って帰り際に渡しました。

いいか!

心して読め!

これが

これが俺の本気モードのラブレターだ!!

婦女子は自分宛てと想定して読め!!!

いくぞ!!!

突然の手紙に驚いてると思います。
この手紙は家に帰ってから読んでるのかな?

以前に出したメールで「こういうことはもうしない」って書いたんだけど、
早速破ってしまうことを許してください。

「彼氏がいる」という話を聞いて正直ショックでした。
でも、「当然だよな」ていう思いもありました。
聞いたその日はそれでもワリと冷静で、
これであきらめなきゃいけないなあ、って思いました。

けど、一週間以上たった今でもあなたのことを考えてしまいます。

正直に言うと、あなたが働いているような所には比較的よく行ってました。
俺と同年代の人に比べたら多いほうだと思います。
周りの人間は全然行かない人のほうが多いくらいだからね。
だから、あなた達の笑顔ややさしさが、男としての自分ではなくお客様としての
自分に向けられているということは、十分に理解しています。
理解しているつもりでした。
だけど、どうしてかわからないけど、あなたにだけは特別な感情を抱いてしまいました。

それでもはじめは「あの笑顔は営業なんだ」と自分に言い聞かせていましたが、
あなたのことをもっと知りたい、普段はどんな人なんだろう、
という気持ちがふくらむ一方でした。
メールアドレスを教えてもらえた時は本当にうれしかったし、
実名がわかったときも少しはあなたに近づけたんじゃないかと勘違いするほどでした。

頻繁にメールを出そうにも何を話題にしていいかわからないし、
会いに行くまでは話すことを考えていても、
いざ目の前にすると言葉が続かないことが多かったです。

それでも、とにかくもっと長い時間を共に過ごしたいという気持ちが募りました。

一度この思いを告げようと話をしたことがあったよね。
うまく言葉にならなくてしどろもどろになってしまう自分が情けなかったし、
自分としては伝えきれていないことが多かった気がします。

俺の印象のあなたは、かわいくて、笑顔が素敵で、明るく、元気な人で、
俺がもっとも愛しいと想う女性です。
どんなことに悩んだり、どんなことに苦しんだりしているかは知らないけど、
俺の知っているあなたはいつも前向きに見えました。
なんていうか、そういうところで働いているのが信じられないくらい清潔感を感じるあなたに、
恋をするなというほうが酷だと思います。

何度かデートに誘いましたが、その度に断られてましたね。
その当時から、どう考えても脈がない、とういうのは良くわかっていて自分でも理解してました。
それでも、すごい自分勝手なんだけど、もっと話をしたい、もっと知りたいという気持ちが
何度も誘ってしまうことになりました。

人を好きになるのに理由はいらない、というけど本当にそうですね。
なぜ好きなの?と聞かれたら、好きだから好きなんだとしか答えが見つかりません。

なんでこんな手紙を書いたかというと自分でもよくわかりません。
正直こんな手紙を読んであなたが迷惑なのはわかります。
本当に自分勝手なんだけど、俺があなたのことをどう想っているのか伝えたくて
この手紙を書いています。

彼氏がいるのだから仕方が無いし、彼氏を大事にするのは当たり前で、
冷静になればそうして欲しい自分がいます。
手紙を書いたところでどうにもならないんだから無駄なことはするな、
という気持ちといまでも葛藤しています。

でも、何かことを起こさないと気が済まない性格だし、もうどうにかなってしまいそうでした。

これで本当に最後です。
これからは絶対にここへあなたに会いに来ることもしません。
彼氏が大事なのは当たり前なんだけど、もし、少しでも俺に興味があるのなら
この気持ちに応えてくれませんか。
もっとお互いを知る時間が欲しいです。
俺のことを知って欲しいし、その上で彼氏を選ぶのならそれはもう仕方が無いことです。

ただ、あなたの気持ちとして俺が全く恋愛対象外なのであればはっきりと言ってください。
そうであるのなら、周りくどい言い方をしないではっきり言ってください。
もし、そうなったとしても絶対にあなたに迷惑をかけないことを誓います。

本当に身勝手なお願いだと思いますが、あなたが素敵なばかりにおかしくなりそうな
俺を助けると思って、返事を下さい。
返事はメールでも、電話でも何でもいいです。
お店に来いと言われれば飛んでいきます。

この手紙を読んで不快に感じたとしたら、本当にごめんなさい。
けど、本気であなたのことを想う俺の気持ちだけは、
理解してくれと言いません。知ってください。

最後まで読んでくれてありがとう。
いま俺ができる精一杯がこの手紙です。
お返事待ってます。


一週間後、返事が来ました。

もちろん、返事はNoでした。

帰り道で、泣きました。

まさか、泣くとは思ってなかったんですが、涙が流れました。

女にフラれたことなんて一度や二度じゃないのに、

女にフラれて泣いたのは後にも先にも、この一度切りです。

これ以来、約束通りこの店には逝ってません。

彼女はとっくに辞めてるだろうけど、入りずらいです。

と、思ってここのお店のホームページを久しぶりに見たところ、

彼女まだ、現役でした{{fn('2008/6/10 さすがに今では現役ではないです。と思います。')}}!

うっ、やばいなぁ。

何食わぬ顔して逝こうかなぁ。。。

とか、一瞬思ってしまいました{{fn('さすがに逝ってません。(w')}}(笑)

すっげぇ、真剣に書いてしまったのでオチがないです(^^;)

もともとオチねえテキストだとは思ってたんですが。。。

ちなみに、このラブレター、

転載、引用、改変なんでもござれなので、

今、とっても気になる娘がいる、そこの男子中高生諸君!

是非、参考にしてくれていいぞ!!

反面教師としてな!(涙)

真の意味で「恥」の名にふさわしいテキストです。

広く感想お待ちしています。。。{{fn('2008/6/10 しつこいようですが、特に感想は期待していません。')}}