EndlessPain

■ 東保 裕之 『株式投資これだけはやってはいけない』

よく読まれている良書らしい。

おそらくセオリー中のセオリーが書かれている。株式投資を生業としていない普通の人が、株式投資をするにあたってしてはいけないことを、僕みたいなズブの素人にもわかりやすく説明されている。山一証券の証券マンであった筆者の体験談も興味深い。

阿佐田哲也の『Ａクラス麻雀』で、まずはじめに、何ヶ月間か何があってもリーチなしで麻雀をしなさい、と説いてるのに似ている (のかもしれない)。

麻雀も株式投資も、セオリー中のセオリーをまず愚直に守り、それをもの (実力) にした上で変化・工夫をしていくのが上達の近道なんだろう。そういう意味では株式投資を始める前に読んでおくことができて幸運だったのではないだろうか。

■ ほぼ日手帳

中学時代、部活の先輩の指導により毎日日記 (部活日誌) を書いていた。

高校時代、仙道敦子さんに対する熱い想いと共に日記を書いていた。いまでも取ってあって、たまに読むこともある。赤面どころの騒ぎじゃない。

大学時代、(検査入院だけど) 入院した彼女と交換日記をしようと思って日記を書き始めた。これも取ってある。今読んでもわりと面白い (そんなに愛の言葉は記載されていない)。

そもそも文字を書くのが好きだ。俊です、こんばんにゃ。

そんな僕が手帳を持ち始めたのは実はわりと最近で今年の1月から。手帳という存在に興味はなかったけど、出張や会議の増加に伴い必要に迫られ、たまたま貰った手帳を使い出したのがキッカケ。それまでは A4 のノートを持ち歩いたりしていた。そうして世の中に来年の手帳が出回り始めた頃、来年の手帳は少し高価なものを買ってみようかなー、と思っていた矢先に、会社の先輩にほぼ日手帳を勧めて頂いた。

手帳のイイところはすぐに読み返せるとこ。A4 のノートに書いてた頃は書いたことで満足してしまって見返すことなんてなかったけど、手帳だと違う。数日前のことなんて何度も読み返す。

手帳のイイところはあったコト／やったコトを書き残せるとこ。面倒クサイ言葉で言えば PDCA サイクル。もちろん自分だけのサイクルだったり、人にお願いしたことだったり。計画を立ててもそれをどうやったかを残さないと、そしてそれを見返さないと PDCA サイクルなんて回せない。この年になってやっとそのことに気づいた。

ほぼ日手帳は 1 日の書くスペースが十分にある。だから、たくさん書けて楽しい。や、PDCA サイクルとかカッコつけたけど、実は正直に言うと手帳に何かを書くのが楽しいのダ。マイブーム。そして、この手帳を1年後に読み返すのがまた楽しみだったりする。

ほぼ日手帳は手帳好きの人や手帳に興味を持っている人に、是非オススメしたい一品である。*1